スマホも本も禁止された4時間で、心が少し静かになった
4時間の絶対安静で見えた、「刺激」と「不安」の関係
4時間ずっと病室の天井をみていた。
点滴をされながら、絶対安静の指示。
スマホもテレビもダメ、本もダメ。
検査のために、
ゆっくり横になっていてください、
一切の刺激を避けてくださいと。
何もできないと、頭の中で会議が始まる
仕方なくずっと病室の天井を見ていたら、 頭の中で会議が始まった。 「この時間どうする?」 「この状況、なんかのネタになるかな?」 「いやいや、まだ眠いでしょ?」 こんな感じ。 正直眠かった。 起きたのは6時前。 何年かぶりに鳥のさえずりで起きた。 そして、7時半から安静指示。 だから、最初の1時間はほぼ虚空。 半分寝ていて、半分起きてるような状況だった。 会議が盛り上がり始めたのは次の1時間。 「これ、ネタにするしかないね」 この一声で、どんなネタにするか、思考が走る。 走り出したら止まらない。 途端に4つぐらい出てきた。 ここではその中の1つを書いている。 そして、ここから少しだけ不思議なことが起きた。
3時間目に、急に「無」が来た
絶対安静から3時間を迎えようとした時、
急に思考が止まり、まさに「無」の状態になった。
悟りの境地ではないと思うが、
すべての思考が止まり、頭の中は静寂の空気。
絶対4時間も耐えられないと思っていたのに、
なんか清々しくさえなってきた。
10分ぐらいはその静寂の中にいただろうか。
とても気持ちが良かったし、
いつも感じているぐるぐる思考、
将来の不安、他人への羨望・妬み、
そんな思考が消え去っていた。
静寂が消えた瞬間、分析が始まった
外で飛行機の飛ぶ音が聞こえて 静寂が消えた。 と同時に、 「今の何?」と詮索と分析が始まる。 今の状態は、 スマホ、テレビ、本……目や耳、手からの刺激一切なし。 管理された病室の中、 時折来る看護師さんたちのおかげで 呼吸、食事、苦しみへの配慮、 そしてお金、 いつも頭の中へ浮かぶ不安もなし。 (お金は退院後払うし、いくらになるかも分からんからね) はて、この状態はメンタル最強なのでは? 刺激も不安も無くなれば、 メンタル病まないのでは? そういう仮説が実体験から生まれた。 今思えば、メンタル関係の本で読んだ記憶はある。 『一切の不安が無くなれば、メンタルなんて病まない』 こんな記述だったかと思う。 (きっと色んな本の主張が混じってるかも) でも、刺激の話は聞いたことがない。 まあ、デジタルデトックスは聞いたことある。 でも紙の本は読んでいいはずだ。 一方で、「大自然に囲まれて何も考えなければ・・・」 という話はあったかもしれない。 けど、 ここは街の真ん中。病院の一室。 絶対安静状態から見えるのは、窓からの青空と白い天井。
見えたヒントは、「刺激」と「不安」の排除だった
メンタル改善のヒントは 「刺激」と「不安」の排除 4時間絶対安静の中から生まれた1つの話がこれだった。 まあなんてことはない、 そこらへんのメンタル本に出てきそうな話だ。 でもたった10分とはいえ、これを体感できたのは大きい。 そして、これを伝えようと思えたのも大きい。 なんとか「刺激」と「不安」を排除できれば、 逃げられればいい。 現実的に難しいのは分かっている。 6度も休職・復職を繰り返しているのだから、 そんなことは百も承知だ。 特に「不安」の排除は至難の技だ。
「刺激」が「不安」を連れてくる
でも考えてみてほしい。 「刺激」と「不安」を別々に考えずに、 セットで考えてほしい。 因果関係として考えてほしい。 「刺激」が「不安」を招く。 もっといえば、「刺激」に対する欲求が「不安」を招く。 暇つぶしに見ていたSNSで キラキラした他人の投稿に、 仲間だと思っていたネッ友が会社を辞めイキイキしている姿に、 自分の将来の不安を煽られる。 ゲームで現実を忘れようと思っても、 時計が進むにつれて襲ってくる 「明日どうしよう?」という目の前の不安。 節約のために引きこもっている休日は ショート動画のスクロールで溶かしてしまい、 変わらない、金がない現実と不安。 現実から逃げようと思って走った先の「刺激」で 「不安」が煽られている。 もしかしたら逃げる先に「刺激」が無ければ 「不安」は小さくて済むのでは?
不安を消す前に、刺激を減らしてみる
「不安」を消すのは難しいけど 「刺激」を少なくすることなら、少しだけ出来るかもしれない。 スマホを完全に断つ。 SNSを全部やめる。 自宅を山奥に移す。 そんな極端なことは必要ない。 不安を直接どうにかしようとする前に、 不安を増幅させている刺激を、 ひとつだけ減らせないか。 4時間、病室の天井を見ながら、 そんなことを考えていた。 本当はここから、 日常の中でどうやって刺激を減らすかまで書きたかった。 でも、今日は検査後の身体がそこまで持たなかった。 だから今回はここまで。 次回は、 この「刺激」と「不安」の話を、 現実の生活にどう落とし込むかを書いていく。 あなたがすぐに使えるように。 病室の天井から見えた話は、まだ少し続く。 続きは👇へ。
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